ライオネル・リッチー

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ライオネル・リッチー(Lionel Richie)1949年アメリカ・アラバマ州生

1969年に専門学校で知り合った仲間と「コモドアーズ」を結成し、70年代にアメリカで屈指の黒人人気グループに成長し「黒いビートルズ」と評される。1982年にコモドアーズを脱退してソロ活動に移行する。



ヒット・メーカー

コモドアーズ時代から優れた楽曲作りとプロデュースに定評があり、とりわけバラードナンバーの出来は素晴らしく、1980年ケニー・ロジャースに提供した「レイディー」、1981年映画「エンドレス・ラブ」のテーマ曲をダイアナ・ロスとデュエットして共に全米1位を獲得しソング・ライター、プロデューサーとしての才能も見せつける。


エンドレス・ラブ(ENDLESS LOVE)

同名映画の主題歌として日本でも人気がありましたね。この曲は1993年にマライア・キャリー&ルーサー・ヴァンドロスのカヴァーで再びヒット。オリジナルに劣らない出来です。





ソロ・アルバム「ライオネル・リッチー」リリース

画像1982年待望のソロ・アルバム「ライオネル・リッチー(LIONEL RICHIE)」をリリース。全曲を自身で書き下ろし共同プロデュースも手掛ける。西海岸の優秀なエンジニアを集めAOR的な要素と得意のバラードを散りばめたアルバムに仕上がる。参加ミュージシャンもイーグルスのジョー・ウォルシュ、ケニー・ロジャースなど豪華メンバーで、ちょっと変わったところでは当時人気テニス・プレーヤーだったジミー・コナーズ、5年後メジャー・デビューを果たすことになる下積み時代のリチャード・マークスがバック・コーラスで参加。

シングルカットされた「トゥルーリー(1位)」「ユー・アー(4位)」「マイ・ラブ(5位)」はすべてTOP5入りを果たし、アルバムは500万枚のセールスを記録する。しかしアルバム自体は全米3位止まりだった。この年にコモドアーズを正式に脱退する。ちなみに「ユー・アー」は1983年の東京国際音楽祭でジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズの「愛と青春の旅立ち」とグランプリ獲得を分け合った。この時に獲得するはずだった賞金は「有能な日本のミュージシャンを育てる基金にしてほしい」と受け取りを辞退し、彼の優しい人柄をうかがわせた。

アルバム「ライオネル・リッチー」ダイジェスト






トゥルーリー(TRULY)
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アルバムからのファースト・シングル。全米No.1とグラミー賞を獲得









セカンド・アルバム「オール・ナイト・ロング」の大ヒット

画像1983年セカンド・ソロアルバム「オール・ナイト・ロング(CAN'T SLOW DOWN)」をリリース。前作よりも製作陣を充実させ、デイビッド・フォスター、TOTOのジェフ・ポーカロ、スティーブ・ルカサーなど人気ミュージシャンの参加も目をひいた。また前作同様メジャー・デビュー前のリチャード・マークスがバック・ボーカルを務めていた。

5ヶ月を費やしてのレコーディングには並々ならぬ意気込みがあり、アップ・テンポ、バラード、ウェスト・コーストサウンド、カントリー調ありと多彩なアルバムに仕上がる。ここから「オール・ナイト・ロング(1位)」、「ランニング・ウィズ・ザ・ナイト(7位)」、「ハロー(1位)」、「スタック・オン・ユー(3位)」、「ペニー・ラバー(8位)」とアルバム収録8曲中なんと5曲をヒット・チャートのTOP10に送り込んでいる。アルバム・チャートでも1位を獲得し全米だけで1000万枚以上のセールスを記録するモンスター・アルバムとなった。

アルバム「オールナイト・ロング」ダイジェスト






オール・ナイト・ロング(ALL NIGHT LONG)


このアルバムからの第一弾シングル。4週にわたり1位となる。少しアップテンポ調で彼の「バラード・シンガー」というイメージを見事に打ち破った曲。この曲から快進撃が始まる。PVの製作は元モンキーズのマイク・ネスミスが担当。監督は「郵便配達は二度ベルを鳴らす」でおなじみのボブ・ラエルソンが務め話題を呼んだ。





ハロー(HELLO)

彼のバラード・ナンバーで人気の高い曲




セカンド・アルバムの大成功で多忙を極める中、1984年のクリスマス休暇にマイケル・ジャクソンと歴史的な楽曲となる「ウイ・アー・ザ・ワールド(We Are The World)」を書き上げ、USA・フォー・アフリカとして1985年4月に全米ヒットチャート1位となる。また映画「ホワイト・ナイツ」のサウンドトラックに「セイ・ユー・セイ・ミー」を提供してこちらも全米No.1を獲得。ライオネルの勢いは留まることがなかった。



セイ・ユー・セイ・ミー(SAY YOU SAY ME)

これぞライオネル節という感じのバラード。アカデミー賞主題歌賞を獲得。映画はあまりヒットしなかったがこの「ホワイト・ナイツ」のサントラからはフィル・コリンズ&マリリン・マーティンの「セパレート・ライブス」も1位を獲得。









80年代全盛期最後のアルバム「セイ・ユー・セイ・ミー」リリース

画像1986年3年振りとなるアルバム「セイ・ユー・セイ・ミー(DANCING ON THE CEILING)をリリース。前2作ではブラック・ミュージックを感じさせない作りだったが、この作品ではソウルやレゲエ調のナンバーが多くあえてブラック・ミュージックを意識すると共に、彼の代名詞であるバラードナンバーを控えめにした作品となった。

エリック・クラプトン、シーラ・E、スティーブ・ルカサー、ネーザン・イーストなどのゲストミュージシャンを迎えている。ここからは「 ダンシング・オン・ザ・シーリング(2位)」、「愛に抱かれて(9位)」、「バレリーナ・ガール(7位)」と3曲がTOP10ヒット。アルバムチャートでは1位を獲得してセールスも前作より劣るものの400万枚を記録し彼の人気は衰えることはなかった。このアルバムは彼にとって80年代最後のアルバムとなり、これ以降オリジナルアルバムのリリースは10年なかった。



アルバム「セイ・ユー・セイ・ミー」ダイジェスト











ダンシング・オン・ザ・シーリング(DANCING ON THE CEILING)

ノリのよいダンス・ナンバーで新境地を見せた





メジャー・シーンから姿を消す

画像80年代を代表するアーティストの一人であった彼は86年のアルバムを最後にヒットチャートから姿を消すことになる。理由は定かでないが離婚など私生活でのトラブルが多かったようだ。1996年には10年ぶりのオリジナル・アルバムをリリースするがメジャー・シーンでスポット・ライトが当たることはなかった。しかしながらライブ活動などは積極的にこなし人気も高かったようだ。2006年にリリースされたアルバムがアルバムチャートで20年ぶりにTOP10入りしたことや、最近ではオバマ大統領を応援するアルバムにも参加するなどして話題となっている。





ライオネル・リッチー・・・音楽に人種の壁を感じさせない、まさにスーパー・アーティストではなかっただろうか




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この記事へのコメント

スー
2017年06月11日 08:56
コンバンワ~~~~♪
いや~~最後の言葉♪
「ライオネル・リッチー・・・音楽に人種の壁を感じさせない、まさにスーパー・アーティストではなかっただろうか」には同感!!
彼の作品はすべて良いですね~~♪

ダイアナロスとのエンドレスラブはもう最高ですよ!私もパソコンに入れてますが・♪
ダイアナロスも大ファンだからね(⌒-⌒)ニコニコ...♪
またまた・・かなやんさんの音声ファイル・
欲しいです~~~頂きたいな~~♪
宜しいですか?お願いします♪返事読んで貰いに来ますよ!
「ハロー」これあまり聴かなかったけど「セイ・ユー・セイ・ミー」はもう何回聴いたか解らない位だな~~♪嬉しい・良いね~♪
「ダンシング・オン・ザ・シーリングこれも♪
つい踊り出しそうに成る♪
2曲は聴けなかったけど・・消されたのかな?作者に・・?
まあ・ほかに可奈やんさんの音声ファイルで聞けたから良いけど~~♪

今日は福岡雪なんですよ!
( ((-。-) ))ブルブル...・・
明日も積もるって・・嫌ね・
かなやんさんも風邪ひか無いようにね~~~♪




かなやん
2017年06月11日 08:56
スーさん

すっかりご無沙汰ですみません^^;
コミュも全然行ってなくて(^^ゞ
え~5月で終わりなのですか?全然知りませんでした。突然聞いたのでショックです(^_^;)

ahiru_kun
2017年06月11日 08:56
今回は、
ライオネル・リッチー ですね(^v^)

私が洋楽を聴くようになった頃に、
「セイ・ユー・セイ・ミー」
が流行っていました。
「ハロー」は名曲ですね。

アルバムはベストしか聴いた事が無いので、
他のアルバムも聴いてみたいと思っています。

「ホワイトナイツ」のサントラも
聴いてみたいと思っていたのですが、
見つけられないんですよねぇ。


マーボウ
2017年06月11日 08:56
こんばんニャース
随分と御無沙汰してしまい、本当に申し訳ありませんでしたm(__)m
毎年恒例の長期出張もやっと終わり、御挨拶に伺わせて頂きました。
不束者ではありますが、また宜しくお願い申し上げマウスm(__)m
取り急ぎ、御挨拶まで。
PS.またイッパ~~~~イ素敵な曲を聴かせてね(^-^)

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